| AV監督の秘めた思いをインタビュー形式で連載しているAVマエストロ。現在、スペシャルバージョンとして、10月に設立される新メーカー「V&Rプロダクツ」に所属する監督のインタビューを4週連続でお届けしています。第3回目の今回は神戸たろう監督です。
神戸監督はもともとはSODの監督だったんですよね。
そうです。僕、デザイン系の専門学校を卒業して、しばらくフリーターをやってたんですね。で、SODのビデオをたまたま見てたらスタッフ募集をしてたんで、応募して1999年9月にSODのアルバイトでADとして入りました。菅原ちえ監督のもとでいろいろ勉強しましたね。菅原監督の、なんというか…女の子をナンパするときの図々しさはすごかったですね。もちろんいい意味で(笑)。女の子にとってのメリットしか言わないんですよ。
そんなこんなで一通りAV制作に関して修行したあと、2000年12月に退社しました。その後しばらくはフリーで食いつないで、2002年6月、V&Rに入りました。
アダルトビデオに目覚めたきっかけを教えていただけますか?
子どものときに関西ローカルのサンテレビの深夜枠で『大人の絵本』ていうアダルトビデオを紹介する番組がやってたんですよ。当時は結構過激な映像も流れてまして「うわあ!何だこれは!」と(笑)。あれは衝撃でしたねえ。ダイヤモンド映像とかが全盛の頃ですね。日比野正明監督とかも出てたんですよ。それからですね。興味を持つようになったのは。
学生時代にはよく個室ビデオに行ってました。今はネットカフェとかすごい綺麗ですけど、当時の個室ビデオは汚くてすごくいかがわしい感じでしたね。僕は店にビデオデッキを持ち込んでダビングしたりしてました。あ、そうそう、タコ足も忘れずにね。それで録画したあと家に持って帰るんです(笑)。
神戸たろう作品のこだわりとはなんでしょうか?
こだわりというか、意識しているのは、とにかくまず売れることですよね。売れなきゃ話にならない。作家性がどうとかっていうのは、その後の問題というか、監督個人の価値観ですよね。
僕は社員監督ですから、社の方針として「今月はこれ撮って」という場合もあるわけです。でもそうやって出された課題の中でもいかに自分ならではの作品にするか、クオリティの高いモノに仕上げるかということに腐心します。
神戸監督はナンパものが得意なんですよね。
ナンパは低予算でそこそこ売れるので、結構簡単に「撮れば?」って言われたりしますね。「中出しナンパ」も安達かおるに言われて撮る感じでした。「大変だよ、おい」と思いましたが、なんとか3作撮影を終えました。撮影終ると毎回灰になります。
他のナンパものよりも面白いという自負はありますよ。他の監督さんは撮影しないだろうところまでカメラ回してますから。で、膨大な素材を丁寧に編集していく。大抵スタジオに入ってからとか、ミラー号に入ってからじゃないですか他のナンパ物は。あれはつまんない。
僕は初めて声かけるシーン、ホテルに入るまでの経緯にこだわります。それを撮るには街中でカメラを持って常に撮影していないといけない。するとヤ●ザ屋さんに目を付けられる。ややこしいけど作品の為にはリスクは覚悟です。自分が見たいと思うモノを撮りたいですから。
V&Rプロダクツになって作風に影響はありますか。
最近、よく「V&Rらしさ」みたいなことを言われるんですけども、これが結構足かせになってるような気がしますね。V&Rらしさって何よ?みたいな(笑)。メーカーのこだわりとしては映像としてのクオリティにはものすごくこだわってますよ。「AVである以前に映像」ですから。AVでデジタルベータカムの編集システムあるのってウチだけだと思うし。
あとは、ライトユーザー、コアユーザー、業界関係者。全てに評価される作品を撮っていきたいですね。
お休みの日は何をされてるんですか。
映画見に行ったりしてますよ。
好みの女性は。
特にこれ、というのはないですね。ストライクゾーンは広いと思います。あ、山本未来さんなんかいいなあ。男顔の女性が結構好きです。なんなら男でもいいです。
今後の意気込みをお願いします。
今後も素人ものはやっていきますね。単体にも興味ありますよ。両極端で面白いと思うし。あと企画的に面白い切り口のアイデアはあるのですが、現実に向け色々考えてます。
AV業界を目指す人になにかアドバイスのようなものはありますか。
「親には絶対に言うな」ということですね。人に言えない職業についているという「うしろめたさ」がクリエイティブなパワーになるというのが持論です。(あくまで僕のですけど...)僕?もちろん言ってませんよ。ビデオの部品を作る会社にいる、ってことになってます(笑)安達かおるも親にそう言ってたそうです。
10月の新作『素人ナンパ 出没!中出しック天国』について教えていただけますか。
今回は町田編です。いやあ、これはとにかく小ネタ満載。充実してますよ。ダイジェストを作っていたときは、削るところがあまりにもなくて、すごく苦労しましたから。今回はHOW
TO色が強いですかね。シチュエーションによって女の子をどう攻めればいいかがわかりやすいと思います。ナンパ好きは必見ですね。
これ、最終日の夜になっても中出しが2人しかできなかったんですが、表紙のこの子(写真1)なんとか口説いて3人の中出しシーンを撮ることに成功しました。ジャケットのイラスト?(写真2)これは僕ですね。なんでラーメンを持っているのかというと、町田の美味しい女の子と美味しいグルメスポットを紹介してるからです(笑)。
次回は川崎編です。川崎編の撮影ではハメ撮りした女の子の家に行ってお母さんの手料理をいただいたりして楽しかったですね。
<終わり>

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